ウェルビーイング①

■ 課題文献(大石,2009, p. 1-23) 「第1章~第3章:幸せと理想の人生 / 幸せとは何か?(西洋・東洋)」 ■ ディスカッション課題 ウェルビーイング(well-being)について,まずは自分にとってどの...

コミュニティ心理学の価値観

■ 課題文献(コミュニティ心理学の教科書,ダルトン他,2007) 「第1章のつづき「コミュニティ心理学とは(pp. 17-31)」   ■ ディスカッション課題 コミュニティ心理学は「価値観から独立した科学(v...

コミュニティ心理学の考え方

■ 課題文献(コミュニティ心理学の教科書,ダルトン他,2007) 「第1章 コミュニティ心理学とは(pp. 2-17)」 ■ ディスカッション課題 「9つの点の問題(nine dots problem)」を解くにあたって...

任意課題

プログラム評価に関する実証論文のクリティーク(任意課題) ■グループで作成する評価計画書を提出の他,個人レポートとして作成 Evaluation and Program PlanningまたはAmerican journ...

ワークシート

①問題分析 ②ゴール設定 ③ステークホルダー分析 ④ロジックモデルの作成 ⑤評価クエスチョンの設定 ⑥アウトカムの検討 ⑦因果関係・影響要因の検討 ⑧実験デザインの検討 →参考文献

テーマ

この投稿はパスワードで保護されているため抜粋文はありません。

評価に関するメモ

従来の学校でのテスト(例:期末テスト)は,実験デザインの枠組では1群事後テストデザイン(記号: ”×〇”,×=介入,〇=測定)と位置づけることが可能である。しかし,この1群事後テストデザインは,有用性が極めて低いとされる...

2020年度集中講義(プログラム評価論)

2020年度は本務校(法政大学キャリアデザイン学部)ではサバティカルであるが,非常勤の集中講義「プログラム評価論」(東京大学大学院教育学研究科)の日程が決定したのでメモしておく: ■9月1日(火):2-5限 ■9月2日(...

3期生(2019卒)の研究テーマ

■若者の INSTAGRAM 利用からみるまちづくり・地域活性化の可能性―地元川越に注目して(菅家) ■地域の特色が大学生の地元への愛着に及ぼす影響に関する研究(野澤) ■大学生のキャリア・アンカー形成に関する研究(垂水...

メモ

2017年-2018年の臨床心理学研究方法の動向 1.量的研究法による分析(28件) 2.事例研究(18件) 3.面接データの質的分析(11件) 4.プログラムの効果検証(3件) 5.実験法(3件) 6.量的・質的研究に...

世代間交流論レポート課題(2019)

以下について、グループでレポートを作成してください: プログラムの実施背景(※社会的な背景に関する記述:1000字) プログラムが対処する問題やニーズ(※どのような社会的問題があるか:500字) 問題分析(※図の作成) ...

2019秋学期学部2ゼミ・3ゼミ

到達目標 ・プログラム評価の考え方と基本的な手法を習得する。 ・個人研究に基づくゼミ論を完成させる(3年)。 ・ゼミでの個人研究テーマを模索する(2年)。 授業計画 第1回(9/25)イントロダクション,プログラム評価と...

授業計画(集中講義,プログラム評価論)

第1回 イントロダクション 第2回 プログラム評価の目的と評価者 第3回 プログラムニーズの種類とアセスメントの方法 第4回 問題・課題の分析(演習①:問題分析) 第5回 ステークホルダーの確認(演習②:ステークホルダー...

コミュニティ心理学実践

コミュニティ心理学実践(Community Psychology Practice)には下記のとおりの18のコンピテンシーがあるとされている(Scott & Wolfe, 2015, pp. 44-45): ■ ...

2期生(2018卒)の研究テーマ

■ 東京ディズニーランドのキャストのキャリアデザインに関する研究(大島) ■ 野毛青少年交流センターの社会的意義と課題の可視化:プログラム評価を活用して(岡田) ■ 行き過ぎたファン行動がキャリア形成にもたらす影響と人生...

1期生(2017卒)の研究テーマ

■ よこはまシニアボランティアポイント制度の評価研究(飯村) ■ NPO活動の評価キャパシティを高める要因の検討(斉藤) ■ コミュニティボールパーク化構想のプログラム評価:横浜DeNAベイスターズを事例として(妻木) ...

評価アプローチ・モデルの例(2)

スタッフルビーム(Stufflebeam, 2001)によって評価モデルの類型・体系化が行われているが(参考:安田・渡辺,2008, p. 181),より具体的な評価アプローチの分類例として下記がある(Preskill ...

引用・参考文献リスト

備忘 頻繁に引用する文献のリスト(作成中): Alkin, M. C. (2004). Evaluation Roots: Tracing theorists’ views and influences. Sage, T...

2019年度集中講義(プログラム評価論)

2019年度の非常勤の集中講義「プログラム評価論」(東京大学大学院教育学研究科)の日程が決定したのでメモしておく: ■9月3日(火):2-5限 ■9月4日(水):2-5限 ■9月6日(金):2-6限   概要 ...

メモ:2018年度業績(学部提出)

【書籍】 『コミュニティ心理学:実践研究の方法論(ワードマップ)』日本コミュニティ心理学会研究委員会 (担当:分担執筆, 範囲:「コミュニティ心理学研究のあり方」「支援プログラムをデザインし評価するとは」「量的研究からの...

メモ:歴史

プログラム評価の領域にD. T. キャンベル(Campbell)と共同研究者の実験・準実験デザインが用いられるようになった大きなきっかけを作ったのが,E. サッチマン(Suchman)の書籍においてこの方法論が紹介された...

安田ゼミ / コミュニティ心理学

2019年度 学部パンフレット用メモ コミュニティと心理学。この一見,無関係に思えるキーワードから成るコミュニティ心理学は,一人ひとりが多様なコミュニティでどう生きるかを学ぶ学問です。このゼミでは,各自が興味あるコミュニ...

行動レベルの評価

研修プログラムの実施後に学習者に起こる行動の変化が「行動レベル」の評価である。研修プログラムにおけるステークホルダー,即ち人材育成などを依頼する側やプログラムの運営側が知りたいのは,研修後に本当に社員・従業員の行動に望ま...

posters etc.

2000 APA Japanese MAACL-R 2000 APA acculturation 2007 APA community organizing sense of community 2007 APA cla...

against method

大学院のときに履修したPhilosophy of Scienceのクラスでの課題図書の1つ。正直なところ,当時は論理実証主義に基づく研究のみがあるべき姿と考えていた部分もあり,この本が意図するところを本当には理解していな...

質的評価:定義メモ

質的評価は、質的研究法に基づく評価である。評価の対象は、主に、実践・介入活動など何らかの目標を持って実施されるプログラム(事業)であり、その価値(value)や意義(significance)が、インタビュー、フォーカス...

学部ゼミ:プログラム評価

現代社会には,ごく身近な問題からより広い社会問題まであらゆる「問題」が存在します。問題がある以上,その解決が目指されるべきでしょう。プログラム評価研究では,現代社会が抱える様々な問題の解決を目的として行われる「取り組み」...

学部ゼミ:コミュニティ心理学

皆さんは好むと好まざるとに関わらず,さまざまなコミュニティのなかで日々の生活を送っています。コミュニティ心理学を学ぶ目的は,一人ひとりが多様なコミュニティのなかでより良く生きるとはどういうことなのかを探究するところにあり...

世代間交流論レポート課題(2018)

世代間交流論レポート課題 以下について、グループでレポートを作成してください: プログラムの実施背景(※社会的な背景に関する記述:1000字) プログラムが対処する問題やニーズ(※どのような社会的問題があるか:500字)...

ステークホルダー分析の補足説明

ステークホルダー分析の説明については,ワードマップのp.25-26を参照(「ステークホルダーの存在」)。 またプログラム評価研究においてはステークホルダーは下記のような特徴を持つ人々とされている(Greene,2005,...

論文PDF

Assessment of intraindividual variability in positive and negative affect using latent state-trait model analy...

秋学期の学部ゼミ

昨年度から秋学期の学部ゼミは2年生・3年生合同で試行錯誤しながら行っている(4年生は個別の卒論指導)。今学期はプログラム評価の学びを積極的に取り入れられればと考えている。 プログラム評価は実際に行われているプログラム(社...

消極的なコミュニティ感覚

コミュニティ心理学におけるコミュニティ感覚は基本的にポジティブ・積極的な側面に焦点を当てているが,特に日本の組織においては,消極的なコミュニティ感覚が存在している。 簡潔に,積極的なコミュニティ感覚とは,ずっとそこに属し...

ゼミ合宿

湯河原にて2018年度の夏合宿を行った(9月13日~14日)。あいにくの雨でBBQは出来なかったが,集中的に個人研究の発表が出来たのは有意義であった。3年生はテーマ設定および先行研究が進んでいるため,秋学期にデータ収集に...

BPAとEBP

メモ: エビデンスに基づく実践(EBP)では,おおまかには,介入と効果の間に因果関係を仮定し(i.e,. 仮説をたて),それをデータによって実証したものをエビデンスとする。そのうえで,エビデンスを参考にした実践を行うもの...

アウトカムかクオリティか

メモ: エビデンスベースト・アプローチ(EBA)の最終目標は「アウトカム」の向上で,ベストプラクティス・アプローチ(BPA)の最終目標は「質(クオリティ)」の向上。 おおざっぱには、アウトカム志向のアプローチには「リサー...

日常場面における因果関係

評価研究者のパットン(M. Patton)は,実験的な因果関係の証明は必要ないものの例(比喩)として,下記のようなものがあるとした: ■運動をしすぎる(原因)→ 筋肉痛になる(結果) ■お酒を飲みすぎる(原因)→ 二日酔...

EBAとBPA

ベストプラクティス・アプローチ(BPA)の研究を進めていくなかで,プログラム評価研究の基本的立場とされるエビデンスベースド・アプローチ(EBA)の内容と発展の背景を確認している。 キャンベル(D. T. Campbell...

各評価形式の定義

形成的評価,総括的評価,モニタリング,アウトカム評価,インパクト評価,パフォーマンス測定の定義。 出典:Preskill, H., & Russ-Eft, D. (2016, p.10-11). Building...

指標に関するメモ

先週の集中講義における効率性と有効性に関する議論の備忘録。一般に,効率性はロジックモデルにおける「アウトプット/インプット」,有効性は「アウトカム/インプット」と定義できる。ここでは両者とも,線形性を基盤とする。もしそれ...

9/31/2018の予定

■評価の目的と評価者の役割 ■プロセス評価とアウトカム評価 ■ゴール設定(ワーク①) ■ロジックモデルの作成・完成(ワーク②) ■評価アプローチの検討 ・実用重視(特に「プロセスの利用」,p. 184) ・理論主導(特に...

2018年度集中講義メモ

■支援者は利用者の「アウトカム」に対してどの程度,責任を持つべきであるか。アウトカムの有無や多寡に(支援者側に対して)競争原理を持ち込むことの功罪(作用・副作用)は何か。支援サービスやプログラムを提供する側における「クオ...

問題分析と特性要因図:メモ

TQMにおいて有用なツールとなるものの1つに特性要因図がある。いわゆるQC7つ道具と呼ばれるものの1つであり,フィッシュボーン図と同じ構造をしている。この方法はプログラム(介入)の必要性を吟味するために行う問題分析に効果...

外部・内部ベンチマーキング:メモ

ベンチマーキングではその対象を外部に求めるのか,あるいは内部に求めるのかという点がまず考慮される。つまり,外部の組織・プログラムのベストプラクティス(BP)をベンチマークするのか,あるいは自組織・内部のBPをベンチマーク...

A system

「プログラム」であることの唯一の定義は「ゴール」があることとされる。すなわち場当たり的な活動・実践はプログラムとして定義できないとされている。システムについても同様の記述があったのでメモしておく: “A sy...

ジョブローテーションとベストプラクティス

同じ組織内でのジョブローテーション(あるいは別組織への出向)がベストプラクティスを促進すると考えらえていた。つまり,”最良の実践”とされている内容や方法を他部署から学ぶということである。ジョブローテーションはベストプラク...

インフォーマルなSCM

研修プログラムがもつ本来の効果を測定するためにサクセスケースメソッド(SCM)が用いられることがある。その際,インタビュープロトコルが非常に重要となる。フォーマルなSCMでなくても,インフォーマルな形のものがあったのでメ...

BMメモ

ロジックモデルはプログラム全体を包括的に捉えることが可能であるため,例えば,TQM(total quality management)の実践に活用することが可能である。一方で,カイゼンの必要性や向上の可能性がある部分をピ...

メモ:ベンチマーキング

1980年代に米・ゼロックス社が当時の日本のキャノンやリコーの効率化・低コスト化された製品開発に対抗するために行ったのがベンチマーキング(BM)の始まりとされている。なかでも異業種であるL.L.ビーンの在庫管理システムを...

チームエンパワメント

チームワーク(≒ work group)と同義的に扱われることも多いワークチーム(work team)の定義: “An interdependent collections of individuals wh...

EBP/BPアプローチ(メモ)

下記はエビデンスベースドとベストプラクティスの両アプローチの有効的な適用(”Best of both worlds”)のあり方について書いたものであるが,そもそも両者の成り立ち(例:医学と経営学)やサービスの...

学生相談WS 事後メモ

先日,学生相談学会でワークショップを担当させて頂いた。反省点も含め備忘録的にメモしておく: 参加者23名。 グループワークは5名×3グループ,4名×2グループの計5グループ グループ分けのテーマ候補は,当日参加者兼サポー...

因果関係・影響要因の検討(ワークシート)

プログラム(「原因」)の効果(「結果」)の間に存在する因果関係を成立させるためには,様々な”ハードル”を越えなければならないない。ハードルを越えるとはすなわち外生要因の影響を検討・排除することであり,それらについて方法論...

「遊びのプログラム」の評価研究

ラボでのコンサルテーション活動の一環として『児童館等における「遊びのプログラム」の効果の検証・分析に関する調査研究』の研究委員を務めさせていただくことになった。広く「遊びのプログラム」を捉え,最終的にそれがどのように子ど...

学生相談学会WSメニュー

来週末の学生相談学会のワークショップのメニューを設定したのでメモしておく: 「学生相談活動のためのプログラム評価入門」2018.5.19. 13:00-18:00(5h) 13:00-13:10 イントロダクション 13...

Trip to SFO

アメリカ心理学会(American Psychological Association)の大会での発表のため8月に久しぶりに渡米する。行き先はサンフランシスコである。2014年の2月に前任校の産業界GPの海外視察としてミ...

エンパワメント:メモ

エンパワメントなかでも心理的エンパワメントはコミュニティ心理学領域で広く議論されており,なかでも定義や形式(例:プロセスかアウトカムか)を中心に概念化が行われている。一方で,エンパワメントとパワー(power)概念につい...

医療ソーシャルワーク領域におけるプログラム評価

医療ソーシャルワークの実践におけるプログラム評価に関するワークショップを担当することになった。2日目の担当である。 日本医療福祉協会HPの研修案内より: 2018年度ソーシャルワーク スキルアップ研修 「ソーシャルワーカ...

コンサルテーション(メモ)

先週,すららネットのアクティブラーニング・プログラム(LINK)に関するコンサルテーションを行った。プログラムのアウトカムの設定をどのように行うべきかについての検討を行った。今後も検討を続けていく予定である。 その他,臨...

科研費

下記のテーマで科研費が採択された: ベストプラクティス・アプローチに基づく心理教育プログラムの評価研究 文部科学省: 科学研究費補助金 基盤研究(C) 研究期間: 2018年 – 2020年    代表者: ...

プログラムのゴールとサービス提供の違い:メモ

プログラムの「ゴール」と「サービス提供」は混同されるべきではないと書いた(ワードマップ,p.94-95)。これはゴールは本来,プログラムが提供されたことによって,どのような変化が利用者にもたらされるのかを正確に示すもので...

量的調査のスキル

4月からの新年度でこれまで通り学部のキャリア研究調査法(量的調査)を担当する。量的調査のスキルを習得して将来のキャリアに何の役に立つのかと受講生から聞かれることがたまにある。一方で,データ分析のスキル,より高度なデータサ...

メモ:倫理学の参考文献

プログラム評価の本質は当該プログラムの「良し悪し」(価値)を評価する・評定する・評じあうことであるとされている。広く対人援助・コミュニティ援助の良し悪しの判断は複雑である。その際に参考になるというか基盤とすべきは倫理学の...

コンサルテーション

プログラム評価ラボでは,プログラム評価の知見や方法を活用してさまざまな介入・実践活動(プログラム)に関するコンサルテーション・コンサルティングを行っていく予定です。このラボではデータに基づいた評価研究を基本としています。...

社会的インパクト評価(メモ)

社会的インパクト評価の事例を以前にも検討したが,世界で初めて実施されたソーシャルインパクトボンド(SIB)に関する評価レポートのリンク(Peterborough Social Impact Bond:Final Repo...

即時的・中長期的アウトカム(メモ)

多くの場合,即時的アウトカムでは利用者の知識・態度・スキルの変化,中期的アウトカムでは(知識・態度・スキルの変化にともなう)利用者の行動の変化,長期的アウトカムでは利用者の状況・立場・地位などの変化,というような個人内外...

意図しない(予期せぬ)効果・副次的効果

プログラムが奏功するつまり効果があがれば,そのプログラムをエビデンス・ベースドのプログラムとして”パッケージ化”し普及する。この作業は,プログラムの有効性(effectiveness)を確かめ,その次の段階として,効率性...