学部ゼミ

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【研究テーマ】   

このゼミではライフキャリアに関する多様なテーマを扱います。皆さんが興味・関心のあるテーマは人それぞれ違うので,各自がゼミで取り組みたい内容を自主的に選んでいきます。その際,研究内容が単なる自分の関心事というだけでなく,より広く社会の関心事(例:社会課題)であることが大切であると考えています。自己満足の研究で終わってしまわないように,つまり「そんなことが分かってどうするのか(so what?)」あるいは「そんなことを研究して何になるのか(for what?)」とならないように,できるだけ自分だけでない誰か(他者)のライフキャリアの質を高めるための問いを立てるところからスタートしてください(参考)。

ライフキャリア研究は様々な視点をもとに進めることが出来ますが,どの視点や研究結果がいわゆる正解に値するものなのかが見えにくいことが多くあります。そもそも正解など存在しないとも言えるでしょう。しかし正解が分からない研究だからこそ大切にすべきものがあります。それが研究の手続き,即ち「方法論(methodology)」です。このゼミでは,コミュニティ心理学やプログラム評価などの視点を参考にしつつ(関連論文①関連論文②),しっかりとした方法論に基づくライフキャリア研究を行うことをゴールとします。

 

【演習のテーマ】

  1. 広くコミュニティと人間行動・心理との関連性について,「コミュニティ心理学」の視点から考える。
  2. どのようなプログラム(取り組み・活動・実践・支援・介入などなど)が社会的な課題を少しでも解決に向かわせ,一人ひとりのライフキャリアの質向上につながるのかについて,「プログラム評価」の視点を用いて考える。

コミュニティ心理学:まず1点目について,皆さんは好むと好まざるとに関わらず,さまざまなコミュニティのなかで日々の生活を送っています。コミュニティ心理学の目的は,一人ひとりが多様なコミュニティのなかでより良く生きるとはどういうことなのかを探究することです。「心理学的にみた個人の幸せとは何か」「自らの所属するコミュニティをどのように活かし,そして逆に活かされ,自分に合った生き方を追求するか」「どのように自分の強みを知り,それを集団・組織のなかで活用するか」といった内容を,ウェルビーイング・コミュニティ感覚・多様性・エンパワメント・予防といった概念を軸に掘り下げていきます(参考リンク:コミュニティ心理学)。

■ プログラム評価:次に2点目について掘り下げていくうえで参考にするのが「プログラム評価」です。現代社会が抱える様々な課題について,プログラムという枠組みから見える化する方法を学びます。各自が関心のあるテーマに対して,どのようなプログラムが行われているのかを調べます。プログラム評価の学びのゴールは「活動をカタチに,効果をデータに」です。今後,皆さんがキャリアを紡ぐなかで携わると思われる幾多のプロジェクトや活動をしっかりとカタチにでき,その効果を量的・質的なデータで実証できるスキルを身につけることを目的とします(参考リンク:プログラム評価

 

【おおまかな年間スケジュール】
グループディスカッションやプレゼンテーションを通して,各自が取り組みたいテーマを絞っていきます。入ゼミ時には漠然としたテーマしか思い浮かばなくても大丈夫です。ゼミでは,①各自の問題意識を皆で共有し,②関連する文献を読み,③リサーチクエスチョン・仮説を考え,④調査データ(質的・量的)を収集し,⑤データの分析を行い,⑥3年次のゼミ論・4年次の卒論としてまとめます。また2年・3年の合同ゼミではグループごとに興味・関心があるテーマ(自由)について共同研究プロジェクトを行います。下記がおおまかなスケジュールです:

■4月 新学期開始
■5月~7月 ゼミ:研究テーマの検討(3年)・卒論準備(4年)・懇親会
■8月 夏休み・ゼミ合宿
■9月 2年生入ゼミ・合同ゼミ・自己紹介・歓迎会
■10月 研究テーマ(仮)の検討(2年)・ゼミ論・卒論準備(3年・4年)
■11月~12月 合同ゼミ(2年・3年)・卒論追い込み→提出(4年)・忘年会
■1月 新年会・学生研究発表会・ゼミ論提出(3年)
■2月~3月 春休み
【集合写真: リンク(閲覧用パスワード:temp)】

 

【履修単位について:合計14単位】
■2年秋学期ゼミ(2単位)
■3年春学期・秋学期ゼミ(各2単位)
■4年春学期・秋学期ゼミ(各2単位)
■卒業論文(4単位)
※ ゼミ単位は自動登録ではないため,学期ごとに履修登録してください。
過去の卒論集/ゼミ論・卒論フォーマット(ゼミ用)

 

【秋学期2年・3年合同ゼミ】
コミュニティ心理学(隔年)
プログラム評価(隔年)

 

【卒業研究テーマ:4年生】
・動詞的・名詞的生きがいが幸福感に与える影響(相山)
・摂食障害とストレスコーピングに関する研究(池田)
・性別による主観的幸福感の違いに関する研究(板本・一之瀬)
・ストレス源としてのマウンティングとその対処行動(近藤)
・第三の場所が大学生の幸福度に与える影響(寺田)
・恣意的なコミュニティ選択の有用性の研究(長須)
・タイムパフォーマンスが幸福感に与える影響(福島)
・自尊心と自己愛の類似・相違点の検討(松尾)
・自己効力感を高めるルーティン化に関する研究(脇坂)
・恋愛依存における自己決定の重要性に関する研究(渡部)
・大学生活におけるレジリエンスの役割(藤村-留学後)

 

【個人研究テーマ:3年生】
・集団的・個別スポーツ経験が認知に及ぼす影響(赤間)
・発達障害者が幸福を感じるコミュニティの研究(大下)
・ボールパークを基盤としたまちづくりに関する研究(河野)
・幼少期の家庭環境と成人後の幸福感の関係(木村)
・世代別にみた幸福感と生き方の違い関する研究(近藤)
・レジリエンスが及ぼす多様な効果に関する研究(篠原)
・自己有用感・自尊感情と幸福感の関係についての研究(西川)
・MBTI性格診断が幸福感に及ぼす主効果・副次的効果(松村)
・ソーシャルマーケティングによる著作権問題の意識向上(宮本)
・「思い出の配当」に関する効果研究(行方)

 

 

 

【OBOGの卒論テーマ
2023卒 [7期生]
2022卒 [6期生]
2021卒 [5期生]
2020卒 [4期生]
2019卒 [3期生]
2018卒 [2期生]
2017卒 [1期生]