多様性・ダイバーシティ

■ 課題文献(教科書・ダルトン他,2008)

「第6章:人間の多様性の理解に向けて(pp.190-233)」


■ ディスカッション課題

  1. コミュニティ心理学における多様性の尊重について。多元論的視点に立つとはどういうことか【p.192】
  2. 続いて,「違い」や「何かが足りないから違う」とは解釈せず,文化・コミュニティ・個人の「強み」を探求するとある。なぜ多元論的視点でそれが可能となるのか。逆に”一元的(単元的)視点”では文化・コミュニティ・個人の強みは探求できないのか。理由は。※「文化」=習慣・言語だけでなく,自己や他者との関係性に関する根本的な考え方も含む(p.193)。【p.192】
  3. 文化(culture)の多様性について,「アストリッドがそう行動したのは,彼女がスウェーデン人だからだ」(p.194)とあるが,これは何も説明していないとされる。どういうことか。また,「太郎くん(花子さん)がそう行動したのは,彼(彼女)が日本人だからだ」以外で,他の具体例は考えられるか(※文化的要素に限定する)。【p.194】
  4. 人間多様性(human diversity)の次元(表6-1:文化・人種・民族性・ジェンダー・性的志向・障害の有無・年齢・社会経済的地位・社会階級・宗教と霊性)のうち,その”多様性”または”単一性(uniformity)”がどのように自身のライフキャリア・生き方・人生(生活)の質に影響を及ぼしてきたかを考える。【p.195】
  5. ※設問 要加筆