予防科学①

■ 課題文献(教科書・ダルトン他,2008)

「第9章:予防と促進の主要概念(pp. 329-359 」


■ ディスカッション課題

  1. 何らかの問題が起こる前に「予防」するために支援・援助側がとる(べき)行動とは何か。「予防のたとえ話」のなかにある女性がとった行動を参考にして自身が考える具体例をもとに考える。【p.329】
  2. 予防の視点と治療の視点は相補的なものとされる。1で考えた具体例に基づくと,”治療”とは何であってそれを担うのは誰であると考えるか。【p.330】
  3. 「予防を一つの予防接種として考えることはできない」のはなぜか。【p.330】
  4. 自分自身が必要と考える「予防」とは何か。複数の例を挙げたうえで,優先順位をつけてみる。【p.330】
  5. 一次予防,二次予防,三次予防の概念を確認したうえで,1から4までで考えた具体例に照らし合わせて考える。【p.338】
  6. IOM報告書による予防概念もあわせて確認する:普遍的(universal),選択的(selective),指示的(indicated)。【p.339-340】
  7. 「予防(prevention)と促進(promotio)に関する5つの概念」のうち最初の2つの「リスク(risk/risk factor)」と「保護(protection/protective factor)」について特に理解を深め,両者の関係性やなぜ保護(要因)を考える必要があるかを考える。【p.342-345】
  8. 予防方程式についてのクリティーク(批判的検討)を行う。【p. 347-352】
  9. 個人と環境の統合(≒人と環境の適合)の視点から「予防」について考える(具体例を用いて)。【p.352】