2024-03-13 APA 2024 Poster Yasuda, T. (2024, August) Longitudinal impact of psychological empowerment on college students’ subjecti...
2022-11-02 秋学期 2年・3年合同ゼミ 月5限 ver. 1 【コミュニティ心理学の学び】 第1回 イントロダクション(自己紹介・授業内容の確認) 第2回 ウェルビーイング①(概念の復習・映像資料) 第3回 TBA(資料:コミュニティ心理学研究の在り方) 第4回 ウェルビーイング②(グループワーク/GWによる論...
2022-07-25 reflection 6:community concept Using the Hunter and Suttles conceptualization of community, describe how your “issue” might manifest at the l...
2022-07-25 reflection 5:clinical/community psychology and network In a paper noted more for a call for community psychology’s “divorce” from clinical psychology, Sarason (1976,...
2022-07-25 reflection 4:community psychology in postmodern world W. Newbrough (1992) discusses issues that face community psychology in the “postmodern world.” Please describe...
2022-07-25 reflection 3:many approaches Compare and contrast three of the four psychological approaches described by Prilleltensky (1997) – Traditiona...
2022-07-25 reflection 2:multilevels of analysis orientation First, describe why it is so important to adopt a multilevels of analysis orientation. Then, integrate the sc...
2022-07-25 reflection 1:Social Capital Outline conceptual elements of Social Capital, including putative cause and effects; then, speculate about the...
2021-05-18 メモ belief in just world, blaming the victim, fundamental attribution errorの関係性を整理→William Ryanとコミュニティ心理学
2021-05-11 メモ:一次的変革と二次的変革 First-order change is defined as an effort to eliminate deficits and problems for individuals while neglecting...
2019-06-18 コミュニティ心理学実践 コミュニティ心理学実践(Community Psychology Practice)には下記のとおりの18のコンピテンシーがあるとされている(Scott & Wolfe, 2015, pp. 44-45): ■ ...
2019-02-18 新刊 『コミュニティ心理学:実践研究のための方法論(ワードマップ)』 本日の午後,ウォーキングがてら九段の新曜社まで『コミュニティ心理学:実践研究のための方法論(ワードマップ)』の見本を取りに行ってきた。コミュニティ心理学会の当時の研究委員会で2012年に企画を練り始めて以来,7年越しのプ...
2019-01-16 安田ゼミ / コミュニティ心理学 2019年度 学部パンフレット用メモ コミュニティと心理学。この一見,無関係に思えるキーワードから成るコミュニティ心理学は,一人ひとりが多様なコミュニティでどう生きるかを学ぶ学問です。このゼミでは,各自が興味あるコミュニ...
2019-01-06 コミュニティ心理学×プログラム評価 コミュニティ心理学がどのようにプログラム評価を捉えているかについて記述があったので,メモしておく: “[C]ommunity psychologists view evaluation as a change...
2018-09-24 消極的なコミュニティ感覚 コミュニティ心理学におけるコミュニティ感覚は基本的にポジティブ・積極的な側面に焦点を当てているが,特に日本の組織においては,消極的なコミュニティ感覚が存在している。 簡潔に,積極的なコミュニティ感覚とは,ずっとそこに属し...
2018-05-04 Trip to SFO アメリカ心理学会(American Psychological Association)の大会での発表のため8月に久しぶりに渡米する。行き先はサンフランシスコである。2014年の2月に前任校の産業界GPの海外視察としてミ...
2018-05-01 社会生態学的アプローチ メモ Allen, J., Mohatt, G., & Trickett, E. (2014). Ecological description of a community intervention – ...
2018-04-17 エンパワメント:メモ エンパワメントなかでも心理的エンパワメントはコミュニティ心理学領域で広く議論されており,なかでも定義や形式(例:プロセスかアウトカムか)を中心に概念化が行われている。一方で,エンパワメントとパワー(power)概念につい...
2018-04-16 コミュニティ心理学:実践研究からのアプローチ ワードマップ『コミュニティ心理学:実践研究からのアプローチ』(新曜社)の編集が最終段階まできており,7月上旬の学会大会までに見本または少なくとも紹介用のチラシが出来上がることになった。
2018-03-03 予防プログラムの作成(授業内ワーク) 予防プログラムを作成する方法に関する備忘録。授業内ワークとして計2時限で完成するものである。 参考:安田みどり(2017) コミュニティ心理学における予防に関する教育の試み コミュニティ心理学研究,20,164-173.
2018-02-04 ライフキャリアの学びに関する映像資料 「生きる」(黒澤明,1952年)に関するリアクションを学部ゼミの春休みの課題に指定予定。ライフキャリア領域の担当教員であるが,情けないことに,いつか観なければと思いつつこれまでこの映画を観る機会がなかった(映画サークルの...
2018-01-22 エンパワメント(within/with/to) エンパワメントは自らの力の顕在化・活用・社会化と捉えられるが,これはそれぞれエンパワメント概念におけるempowerment within(自らの内なるものから), empowerment with(他者と一緒に), e...
2017-12-13 Live and Learn Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. — M. Ghandhi
2017-10-23 サステナブルな地域プログラムの運営 持続可能・自立発展的(サステナブル)な地域プログラムの運営とは何かについて検討している。ここでのプログラムとは一般に,非営利かつ自発的(ボランタリー)で地域をベースにした活動である。 以前に行った調査では,プログラムのロ...
2017-08-16 コミュニティ心理学研究の教育開発(メモ) コミュニティ心理学(CP)研究に関する教育はもとより,CP全般の教育の在り方を考えるうえでは,学習者はどのような学びを行い,何を習得すべきか。これはCP研究における学修成果(ラーニングアウトカム)を明示することに他ならな...
2017-07-05 ディスカッション課題 【コミュニティ・コミュニティ感覚とは】 コミュニティに関する以下のコメント【リーディング 111】について,どうこたえるか: ■「われわれが口にしているコミュニティとは何なのかを定義すべきだと思う」 ■「コミュニティという言葉を人はどのように定義するかが大事だ...
2017-07-04 ライフキャリアの学び 臨床心理学誌の通巻100号記念号が届き,そのなかにV. フランクルに関連する論文(諸富,2017)があり思い出したのでライフ領域でのキャリア(≒人生・生き方)の説明に用いている一節をメモしておく。「生きる意味」についてで...
2017-07-02 フォーカスグループの効用 コミュニティ心理学会第20回記念大会(於:上智大)のなかで,生き心地の良い町の著者の岡壇先生のトークが聞けたが,特に方法論的な観点から印象的だったものを一つ挙げるとすると,質的データ収集としてのフォーカスグループにおいて...
2017-06-07 シンポジウム(コミ心大会 2017.7.2) ■日本コミュニティ心理学会 第20回大会(於:上智大学) 研究委員会 企画シンポジウム 7月2日(日)13:10-14:40 コミュニティ心理学におけるプログラム評価:理論・実践・研究の方向性 司会・話題提供: 安田節之...
2017-05-29 エンパワメントとコミュニティ感覚のペーパー 大学生を対象とした質問紙調査において,エンパワメント(i.e., ボトムアップ的概念)とコミュニティ感覚(i.e., トップダウン的概念というかヨコ型概念)がどのようにライフキャリアの質に影響するかを検討したところ,エン...
2017-05-18 Psychology Misdirected 大学院時代(コミュニティ心理学)に授業で部分的にリーディングに指定されていた本だが,一度も通して読んだことがなかったので,遅まきながら通読する予定。 “Psychology Misdirected”...
2017-04-06 コミュニティ心理学研究に関する教育開発② コミュニティ心理学研究(CP研究)の教育開発におけるステップについては以前も検討したが,各ステップで考慮されるべき視点をまとめたものが下記である。 ■ステップ1: 社会・コミュニティ課題の検討 視点① 当事者である個人が...
2017-03-31 CPの価値基盤のメモ 従来の心理学が”価値中立的”(value-free)であることを目指したのは,心理学の歴史的な発展,つまり行動主義(behaviorism)や認知科学(cognitive science)を経て成立してきた経緯を考えれば...
2017-03-30 コミュニティ心理学概念のまとめメモ ■ウェルビーイング LINK ■エンパワメント LINK ■コミュニティ感覚 LINK ■エンパワメント×コミュニティ感覚 LINK ■ソーシャルチェンジの考え方 LINK ■人と環境の適合を研究する1つの視点 LINK...
2016-11-14 尺度の構成(心理的エンパワメント) 心理的エンパワメント尺度の開発に関する予備調査を行ったところ(LINK),この尺度は3因子(顕在化・活用・社会化)から構成されることが明らかになった。しかし,継続研究で改めて収集したデータでは(WAVE1, N=124)...
2016-10-13 ディスカッション課題【エンパワメント①】 ゼミでのリーディングの際には下記の点を検討: 市民参加(citizen participation)の定義にもとづくと,地域でのボランティア活動は参加ではないという。なぜか。【075】 では市民参加とは何を指しているのか...
2016-10-04 コミュニティ心理学研究のトピック この表は,コミュニティ心理学で行われるリサーチについて,米国の関連雑誌(American Journal of Community Psychology, Journal of Community Psychology)...
2016-09-29 写真投影法を用いたフィールド研究(メモ) 写真投影法やフォトボイスは,コミュニティ心理学においても重要な質的研究の方法論である。ゼミでの研究に写真を活用した質的アプローチを用いる場合の実習方法などは下記の文献を参考: 石盛真徳(2016) 文化とフィールド研究:...
2016-09-28 コミュニティと個人について心理学的に考察する(メモ) かねてから学部の基礎ゼミ(1年生)の課題図書として「生き心地の良い町」(岡 檀,2013,講談社)を指定しているが,今回は2年ゼミの夏休みのリーディングとしても同書を指定した。 「生き心地の良い‟コミュニティ”」について...
2016-09-20 コミュニティ心理学研究に関する教育開発 コミュニティ心理学(CP:community psychology)の研究に関する教育開発は,プログラム評価の教育開発と同様に,社会やコミュニティの課題解決につなげられる「何か」について学ぶことを目的とするのが適している...
2016-09-04 エンパワメント概念の理解のためのインタビュー(メモ) 心理的エンパワメント(参考1・参考2)は個人の能力・長所・強み等の「顕在化」「活用」「社会化」(例:三島,2007)として構造化でき,これをより平易な言葉で表すと,自らの強みや力に「気づく,それを活かす,そして役立たせる...
2016-08-12 心理的エンパワメント尺度 心理的エンパワメント尺度に関する予備調査に基づいて原案を作成した。今後,エンパワメント理論の定義に沿って項目を追加し,継続的な尺度の開発と有効化(validation)を行っていく。 尺度原案は因子分析の結果,10項目で...
2016-08-09 何のためか,何を問うか:研究目的とリサーチクエスチョン 研究を行う上で,自らの問題意識が大切であることは言うまでもない。しかしいくら問題意識が大切だからと言って,“そんなことが分かってどうするのか(so what?)”あるいは“そんなことを研究して何になるのか(for wha...
2016-08-01 コミュニティ心理学リーディングリスト Ⅰ.コミュニティ心理学の概要 「コミュニティ心理学とは」 ダルトン他(2007)pp.3-29 「コミュニティ心理学研究の在り方」 安田(印刷中) 「コミュニティ心理学とは何か」 植村(2012)pp.3-17 「再び,...
2016-06-23 人と環境の適合(Person-Environment Fit) 人と環境の適合(Person-Environment Fit)は,コミュニティ心理学の価値基盤・中核概念と関連が深いが,いざ「個人」と「環境」の適合性を検討しようとすると,使用概念やリサーチクエスチョンの設定が難しい。 ...
2016-06-21 「心理的エンパワメント尺度」の初期項目 尺度の開発を通して,心理的エンパワメント概念の研究を行っている。開発にあたっては,①どのような場面・社会的文脈で大学生が心理的にエンパワーされるかを,定義に沿う形で,自由記述で回答で求め,②回答を基に尺度(質問)項目を作...
2016-06-18 ウェルビーイングの追求 コミュニティと心理学。この一見,相容れない2つの言葉から成る「コミュニティ心理学」の虜になる実践者・研究者は多い。かく言う筆者もその一人であるが,ここでは,その独自性という切り口から,コミュニティ心理学の魅力を掘り下げて...
2016-06-16 エンパワメント Riger, S. (1993). What’s wrong with empowerment. American Journal of Community Psychology, 21, 279-292. ...
2016-05-08 リーディング Shinn, M., & Toohey, S. (2003). Community contexts of human welfare. Annual Review of Psychology, 54, 427-...
2016-05-05 リーディング 1. Yoshikawa, H. (2006). Placing community psychology in the context of the social, health and educational sci...
2016-04-27 コミュニティ心理学の価値基盤 コミュニティ心理学における実践・教育・研究が拠って立つ価値基盤について,以前よりエンパワメント¹やコミュニティ感覚²の概念を中心にレビューしてきたが,より包括的かつスタンダードな価値基盤としては下記の7つが挙げられる(D...
2016-04-26 フルカバリッジ・プログラムとしてのコミュニティ介入の評価 アウトカム評価を行う際,通常,比較・統制群などを設置し当該プログラムが他のプログラムに比してどの位,成果・効果(アウトカム)をあげたかを測定・評価するアプローチをとるのが一般的である。 しかし,そもそもプログラムに統制群...
2016-03-30 Blaming the Victim 以前にも取りあげた「Victim Blaming(犠牲者非難)」のロジックは社会プログラムの開発に関しても当てはまる: “…..logical outcome of analyzing socia...
2016-03-17 社会生態学と時間軸(ecology × time)から捉えたエンパワメント エンパワメント¹は概念の理解が一筋縄ではいかない部分も多い²。コミュニティ心理学においてエンパワメントは,「自らの内なる力に自ら気づいてそれを引き出していくということ,その力が個人・グループ・コミュニティの3層で展開して...
2016-03-02 コミュニティ心理学に基づく介入(コミュニティ介入)に関する5つの原則 コミュニティ心理学研究におけるアプローチを考えるうえでの基本となる社会生態学的視座は下記の通りにまとめられる(参考:Levine & Perkins, 1997,p. 144-146): コミュニティ心理学におい...
2016-02-29 アクション志向 コミュニティ心理学が依って立つ概念やアプローチは,従来の心理学とどこがどう違うのか。前述のとおり,行動の科学とされる現代の心理学では,そもそも行動の源泉となる価値(観)については議論されないのが一般的である。その意味で,...
2016-02-21 システム変数の重要性 コミュニティ心理学では,個人をその人が置かれた環境に適応させるようなアプローチはとらない。なぜなら,ここで言う個人とは,多くの場合,問題を抱えた利用者やクライエントや社会的な弱者といった“ディスエンパワー(disempo...
2016-02-20 コミュニティ介入 この“心理的なつながり”からコミュニティ心理学の学術体系を構築したのがS.サラソン(Sarason)である。彼はそれを心理的コミュニティ感覚(Psychological Sense of Community)と呼び,「他...
2016-02-18 コミュニティ心理学における変化・変革の捉え方 変化・変革(チェンジ)の視点 アクション志向が強い実践研究と聞くと,アクションリサーチ(action research)を想定することも多いだろう。実際,コミュニティ心理学のなかにもアクションリサーチによる研究が数多く存...
2016-02-17 個人をエンパワーするとは 自分に合った生き方をする,つまりその人らしく生きるとはどういうことか。コミュニティ心理学では,自分自身が持つ力,つまりその人の能力(abilities)やスキル(skills)を継続的に発達・向上させ,社会に貢献していく...
2016-02-16 You can’t empower someone エンパワメント概念は比喩的には,魚が獲れずに困っている村の人々に対して,単に魚を与えるのではなく,自分たちで魚を獲ることが出来るように魚の釣り方を教えること。 一方,他者が人をエンパワーすることは出来ないというのがエンパ...
2016-02-09 Empowerment コミュニティ心理学領域においてエンパワメントは「個人・組織・コミュニティが自らの問題をコントロールするプロセスやメカニズム」(Rappaport, 1987)と定義されています。一方で,エンパワメント概念をより具体的に説...