SCMによる効果の検討
学校現場(小学校・中学校)の教職員に対する危機介入(crisis intervention)の効果の検討を行うため,SCM(サクセスケースメソッド)の活用を計画。サクセスケース(介入が奏功したケース)へのインタビュープロトコルにSCMの観点を導入し,なぜプログラム(危機介入)がうまくいったのか,の原因を体系的に調査する(共同研究)。
すでにプログラムのロジックモデルは存在するため,それをSCMにおけるインパクトモデル(impact model)として援用し(SCMのstep 2),過去7年間の介入のうち職場異動による影響を考慮し,昨年度のサクセスケースからのサンプリング(SCMのstep 3)によりインタビューの対象者を選ぶ。