第4部: 実験デザインに基づく評価(ディスカッション課題)

updated: 2023.11.25

■ 4-1. 因果関係を成立させるための「先行性」「関連性」「唯一性」について,自動販売機の例が挙げられているが,その他の例として考えられるものは何か(p. 196)。

■ 4-2. 主要な外生要因(計8要因)の確認(p. 205)。

■ 4-3.主要な実験・準実験評価デザイン(計12デザイン)の確認(p. 213)。

■ 4-4. 地域コミュニティ・企業組織・学校など実施されるプログラムを1つ挙げる。例えば,地域コミュニティであれば高齢者の健康増進プログラム,企業組織であればダイバーシティ推進のための研修プログラム,学校であればいじめの予防プログラムなどが考えられる(その他でももちろん可)。そして実験・準実験デザインを用いて,そのプログラムの評価を行うとする。各デザインを用いるにあたって,以下の点について検討する:

  1. 各デザインによって明らかにしたいプログラムの「アウトカム」は何か。どのような評価クエスチョン(あるいは仮説)が想定できるか。
  2. プログラムの特徴(実施期間や簡単な内容),サンプルの特徴(誰が対象者か,人数は),データ収集のタイミング(いつデータを収集するか),アウトカム指標について検討する。
  3. 当該デザインにおける外生要因の種類(例:履歴,成熟,テスティング etc.),外生要因の具体例は何か,その外生要因はどのような影響を及ぼすか。

※演習ワークシート(実験デザインの検討

 

参考文献:
安田(2011,pp. 192-228)

その他の文献:
Preskill & Russ-Eft(2016, pp. 140-149)
安田・渡辺(2008,pp. 112-149)

 

※ ディスカッション課題(プログラム評価論 LINK