<お知らせ>プログラム評価事例検討会
コミュニティ心理学諸領域はもとより,さまざまな組織・コミュニティへの介入研究が盛んになるなかで,プログラム評価の意義や役割を検討・再検討する必要が出てきています。プログラム評価は従来の心理学研究法や社会調査法との親和性が高いため,それらを応用することにより,意外とスムーズに行えることが多くあります(例:質問紙調査)。
ひるがえって,介入活動としての「プログラム」に焦点を当てると,目的や参加者,実践の社会的・経済的な背景,そして評価の考え方や必要性など,当然ながら,それぞれのプログラムが個別具体的な側面を有していることが分かります。よって,プログラム評価を設計するうえでは,各プログラムの‟個性”を見極めることが大切になってきます。個別支援(例:カウンセリング)の方法論を学ぶ際には事例検討(ケースディスカッション)が重要であり,心理臨床家を始め,多くの支援者は事例検討から支援方法を学ぶことが多いでしょう。同様に,プログラムの事例検討を行うことは,評価者の評価方法の知識やスキルを向上させるうえで,重要な役割を果たすと考えられます。
そこで,プログラムに関する事例(ケース)を参考に,評価の考え方やアプローチの仕方について学ぶ「プログラム評価事例検討会」を開催したいと思います。評価実践や評価研究にご関心ある方であれば,どなたでも参加可能です。詳細は下記の通りです。
■ 事例: NGOによるコミュニティベースのHIV予防啓発プログラム
■ 発表者: 本間 隆之 先生(山梨県立大学)
■ 日時: 2017年5月13日(土) 16:00 – 18:00
■ 場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎S301教室 (www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html)
■ 定員:10名程度(参加費無料) ※締め切りました。
■ 事務局:プログラム評価ラボ(法政大学キャリアデザイン学部 安田節之研究室)
<申し込み> info@programevaluationlab.jpまで事前にメールにてお申込み下さい。
チラシ [PDF]