医療ソーシャルワーク領域におけるプログラム評価
医療ソーシャルワークの実践におけるプログラム評価に関するワークショップを担当することになった。2日目の担当である。
日本医療福祉協会HPの研修案内より:
2018年度ソーシャルワーク スキルアップ研修
「ソーシャルワーカーによる退院支援実践の自己評価とプログラム評価」
開催案内
退院に関わる実践を的確に行うことは、病院に所属するソーシャルワーカーにとって重要な課題であるといえます。本研修はソーシャルワーカーによる退院における実践をテーマに、保健医療分野のソーシャルワーカーが自己評価とプログラム評価の2つの評価のアプローチを理解し、活用できるようになることを目的としています。そのために、本研修においては、2つの課題を設定いたしました。第1は、ソーシャルワーカーによる退院における実践のために開発された指標を活用し、実践力を高めることを目的として実際に自己評価を行うこと(1日目)、第2は、プログラム評価の基本を学び、病院組織での退院支援における実践のプログラム開発と評価の方法とソーシャルワーカーの役割について演習を通して理解すること(2日目)です。多くの方にご参加いただきたく、ご案内いたします。
【プログラム】
(1日目)
1.ソーシャルワーカーによる退院における実践の自己評価を学ぶ
1-1社会情勢と退院支援の意義
1-2「ソーシャルワーカーによる退院における実践の自己評価」の枠組みと活用方法
1-3ソーシャルワーカーによる退院における実践プロセスの評価
1-4ソーシャルワーカーによる退院における実践アウトカムの評価
1-5 所属機関の状況を把握する
1-6省察:評価の効果的活用
(2日目)
2. プログラム評価の基本を学び、より良い退院支援のためのプログラム開発と評価
の方法を理解する。
2-1. プログラム評価とは何か,ソーシャルワーカーが担える役割とは何か
2-2. 病院組織における退院支援の問題・課題の把握、問題解決に向けたゴールの検討
3-3. プログラムの開発とマネジメントのあり方を考えるためのロジックモデルの作成
3-4. 評価に向けた焦点化(評価クエスチョンの設定・データ収集の方法の検討)
3-5. 多職種協働のためのコミュニケーション促進としてのプログラム評価
事前課題有
【講 師】安田 節之 氏(法政大学) 小原 眞知子 氏(日本社会事業大学)
高山 恵理子 氏(上智大学) 山口 麻衣 氏(ルーテル学院大学)
高瀬 幸子 氏(帝京平成大学)
【開 催 日】2018年7月21日(土)~7月22日(日)
【会 場】KFC Rooms(東京都墨田区横網1丁目6番1号)
【募集人数】50名
【対 象 者】保健医療分野でソーシャルワーク実践を行っている経験3年以上の
現任者。
【受 講 費】正会員・賛助会員(個人) 14,000円
賛助会員(団体)・非会員 28,000円
【申込受付】2018年4月2日(月)~5月11日(金)
(先着順で定員になり次第締め切ります)