量的・質的アプローチの比較

以前にも書いたが,量的アプローチと質的アプローチが依拠する考え方についてまとめたものを出版したので記しておく。D. T. CampbellやL. J. Cronbachといった心理学の方法論(量的研究)を作ってきた人々の代表作をレビューしたり,大学院時代にとった質的研究の授業の参考文献を読み込むなどして書いたペーパーである。自分なりに網羅的に検討したところかなりのページ数となったため読み返す気にはなれないが,必要に応じて,引用文献などが再度参考になればと考えている。

Qualitative and Quantitative Methodology in Social/Behavioral Science: Does head-to-head comparison clarify the relationship or muddy the waters? Tomoyuki Yasuda Lifelong Learning and Career Studies (生涯学習とキャリアデザイン)   15(1) 3-25   2017年11月 PDF