ベンチマーキングによるプログラムの可視化
- プログラムをいかに無理なく,効率的に可視化できるかを健康づくりプログラムを事例として検討した論文。ステークホルダー(指導者・運営者)に対して,①当該プログラムを実施するにあたり何が重要であるか(重要性:significance),②当該プログラムが地域に対してどのような貢献をしているか(貢献度:contribution)という2つの視点から箇条書きによる自由回答を求め(質的データ),収集された情報をロジックモデルの枠組みを参考に整理し,ベンチマークを作成。そのベンチマークを再度,ステークホルダーへの質問紙調査として活用し,量的データを収集し,プログラムのプロセスとアウトカムの状況を把握した。
安田節之(2016) 地域コミュニティにおけるプログラム評価の準備性向上:健康づくりプログラムのベンチマーク指標開発を事例として 生涯学習とキャリアデザイン,13,57-66. [link]