質的評価

質的心理学会の15周年記念事業として出版される辞典の一項目(「質的評価」)を執筆することになった(学会員ではないのにお誘い頂き光栄に思います)。質的評価と聞けば真っ先に,M. パットンの評価アプローチが思い浮かぶ。質的アプローチによるプログラム評価は,残念ながら,圧倒的に少ないため,今後特に発展が望まれる。大学院のゼミ(修論指導)で質的なプログラム評価研究を行っているが,それが何らかの体系化につながる研究になればと考えている。