第2部: プログラムのプランニングとマネジメント(ディスカッション課題)

■ 2-1. プログラムの実施背景 【pp. 48-55】

  1. プログラムの実施背景は「問題解決」「予防と促進」「教育や訓練」に大別される。それぞれの具体例を挙げる(p. 48-49)。
  2. 「一口に問題解決と言っても,プログラムによって解決が求められる問題の多くは・・・(中略)・・・社会的文脈の中にいわば埋め込まれている場合がほとんどです」(p. 50)。「いじめ」以外の具体例を考える。
  3. 自身のプログラムが予防・促進を目的としたものである場合,一次・二次・三次予防のうちどれに当てはまるか(p. 52)。
  4. 「心理教育」は本来,何を意味するか(p. 53-54)。

 

■ 2-2. プログラムニーズ 【pp. 56-64】

  1. ビジネスにおけるニーズとヒューマンサービスにおけるニーズの違いは何か(p. 56-57)。
  2. ニーズの把握が難しいとされる理由は何か(p. 58-59)。
  3. 自身のプログラムを参考に「規範的」「比較」「感覚的」「明示」の4つのニーズの分類の具体例を考える【難】(pp. 60-64)。

■ 2-3. ニーズアセスメント 【pp. 65-77】

  1. 自身のプログラムのニーズアセスメントを「社会指標法」「フィールド調査」「コミュニティフォーラム」「キーインフォーマントへのヒアリング」の4つのうちどれか(または全て)で行う場合,どこで誰からどのように情報(データ)を収集するか(pp. 68-76)。
  2. 1で得られた情報(データ)を,プログラムの設計(開発)に活用するとしたら,どのような手順が考えられるか(pp. 76-77)。

■ 2-4. リソースアセスメント 【pp. 78-82】

  1. なぜニーズアセスメントだけでなく,リソースアセスメントも併せて行うのが得策なのか(pp. 78-79)。
  2. 自身のプログラムを参考に「地域コミュニティ」「組織」「家族・友人」「個人」の各レベルのリソースを分類する(pp. 79-82)。

■ 2-5. プログラム・プランニング 【pp. 83-95】

  1. プログラムの活動方針(ミッション)の具体例は何か。また様々な組織(営利・非営利)の活動方針について検討してみる(p. 84)。
  2. 活動方針と活動内容とがマッチしないケース,アドボカシーや無料での生活支援を例にとって考えた。なぜそのようなミスマッチが起こるのか,それを予防するためにはどのようにすれば良いか(p. 85)。
  3. 自身が評価を計画しているプログラムの活動方針・ゴール・目標は何か。
  4. 3で考えた目標にはアクション志向のある動詞(action-oriented verb)が用いられているか(p. 91)。
  5. 可能であれば目標達成までの期間と達成程度を反映させてみる(p. 92-93)。
  6. ゴールとサービス提供とは区別する必要がある。なぜか。具体例を挙げてみる(p. 94)。

■ 2-6. インパクト理論 【pp. 96-104】

  1. インパクト理論とは何か。どのようなモデルがあるか。他にどのような呼称があるかを確認
  2. 自身が評価計画を立てるプログラムのインパクト理論を作成してみる。

■ 2-7. ロジックモデル 【pp. 105-120】

  1. インパクト理論とロジックモデルの違いは何か。
  2. ロジックモデルの要因を確認。アウトプットとアウトカムの違いは何か。アウトカムとインパクトの違いは何か。
  3. インパクト理論におけるインパクトとロジックモデルの要因であるインパクトとは同一用語ながら意味が異なる。それぞれの意味を確認(p. 112-113)。

■ 2-8. 評価可能性アセスメント 【pp. 121-129】

  1. 評価可能性アセスメントの定義を確認。評価可能性アセスメントはどのようなプログラムや実施状況において必要性が高いのか。
  2. 評価可能性が高いプログラムにはどのような特徴があるかを確認。
  3. 評価可能性アセスメントにおけるプログラム分析の焦点は何か。
  4. 自身が評価計画を立てるプログラムの評価可能性について検討する。
  5. 補足:プログラムの効果が認められない原因(LINK
  6. 補足:プログラムの何をモデリングするか(LINK

※ ディスカッション課題(プログラム評価論 LINK