指標に関するメモ

先週の集中講義における効率性と有効性に関する議論の備忘録。一般に,効率性はロジックモデルにおける「アウトプット/インプット」,有効性は「アウトカム/インプット」と定義できる。ここでは両者とも,線形性を基盤とする。もしそれが成立しない場合には,非線形の関係性による予測が望ましい。

プログラムが基盤となるインプット(例:資金)によって,初期はあまり発展しないが,中期以降に急速に発展していくケースは非線形の二次関数として捉えることが可能である。さらに,もしプログラムが同様な基盤で,線形的にではないが徐々に発展(初期),そして急速に効率性・有効性を増し(中期),最後に高位で安定的に効率性・有効性を確保できる,つまり持続可能性が発揮できる場合(後期)には,ロジスティック曲線によるモデリングが適切である。