実践者と評価者の関係性

メモ: 「実践家の役目はプログラムの効果を信じる(believe)ことで,評価者の役目はそれを疑う(doubt)ことであるとよく言われます」(安田,2011,p. 40)について,この本を書いているときにどうしても引用元が思い出せず、「よく言われます」と一般化して書いたのだがいま調べものをしていて見つけたのでメモ:

The manager is a believer in people and programs, a partisan advocate and supporter; by contrast, the evaluator is a doubter who is uncommitted to anything or anyone (Love, 1991, p. 7).

これは従来の評価者の役割であって,このあと,Love (1991)では,Internal Evaluatorの役割はそれとは違うことを指摘していく。

Internal Evaluationは直訳すると「内部評価」である。直訳がInternal Evaluationの本来の意味を伝えているか否かについては検討の余地があると考えられる。